マンションのゲストルームはどう使う?トラブルなく利用する方法

マンションのゲストルームを利用したことはあるでしょうか。近年のタワーマンションや大規模マンションには、フィットネスジムやキッズルームといった共用施設が充実した物件が登場しており、資産価値も人気も高い傾向があります。

マンションの共用施設にはさまざまなものがありますが、そのひとつにゲストルームがあります。基本的には来客が宿泊するための施設ですが、住人が宿泊することも可能です。
ゲストルームはマンションの共用施設ですから、利用の際はマナーや注意点を踏まえておきたいもの。そこで今回は、マンションのゲストルームについて、一般的な利用方法やトラブルを回避するためのポイントをご紹介します。

マンションのゲストルームとは?

ゲストルームはマンションの共用施設のひとつであり、マンションの敷地内にある来客用の宿泊ルームです。自宅にゲストを泊めるとなると、家中を掃除したり寝る場所を確保したりと、何かと準備がたいへんですが、ゲストルームがあれば気軽に迎えられます。気心の知れた親族や友人であっても、ずっといっしょにいると気詰まりするものですが、ゲストルームがあれば互いのプライベートも確保できるでしょう。

ゲストルームはマンションの住人が来客を泊めるのが目的の施設ですが、住民が宿泊することも可能です。タワーマンションの高層階にあるゲストルームであれば、低層階の住人が眺望を楽しむといったこともできます。利用料金は数千円程度でマンションによってまちまちですが、ホテルに宿泊することを考えれば安価でしょう。

ゲストルームをはじめとしたマンションの共用施設の維持費や管理費は、住人の管理費からまかなわれています。そのため、ゲストルームは1戸あたりの管理費の負担が軽い大規模マンションに設置されていることが多く、ゲストルームの利用費や宿泊費は、管理組合の収入となります。

ゲストルームを利用する流れ

マンションのゲストルームを利用するには、事前予約が必要となることがほとんどです。予約できるタイミングはマンションによって異なるため、利用したい場合は早めに確認が必要でしょう。抽選で利用者が決まるケースもあるようです。予約方法もマンションによってさまざまで、マンションのフロントや管理室で申し込んだり、利用申込書を提出したり、居住者専用のサイトなどを利用する場合もあります。

利用する場合は予約を完了させて、当日にフロントやコンシェルジュなどから鍵を受け取ります。料金を支払うのは利用する当日だったり予約した日だったりと、マンションによって異なるため、事前に確認しておきましょう。当日は、ゲストルームの利用許可書や鍵などを受け取ったら、所定のチェックイン時間から利用することができます。退出時は軽く掃除を行い、マンションのフロントや管理室など、所定の場所へ鍵を返却すれば完了です。

ゲストルーム利用時のマナー

ゲストルームはマンションの共用施設のため、利用する際には守るべきマナーがいくつかあります。ほかの住人や管理人に迷惑をかけないためにも、利用前に必ず確認しておきましょう。
ここでは、ゲストルーム利用時の基本的なマナーについてまとめました。

アメニティを確認する

ゲストルームはホテルではありませんから、アメニティが用意されていないマンションもあります。宿泊する場合は、洗面用具やシャンプー、ボディソープといったアメニティを用意すべきか、事前に確認しておきましょう。
備え付けの家電があるかどうかも確認し、必要に応じてドライヤーや電気ポットなどを用意すると良いでしょう。

軽く掃除してゴミは持ち帰る

ゲストルームの退室時には、清掃をしたり移動させた物は元の位置に戻したりして、入室時の状態に戻すように心掛けましょう。また、ゴミは放置せず、利用者が持ち帰るのが原則です。

マンションのゲストルームでよくあるトラブル

気持ち良く共用施設を利用するためにも、トラブルは避けたいもの。次は、ゲストルームでありがちなトラブルについて見ていきましょう。

キャンセル料の発生する直前に予約をキャンセルする

よくあるトラブルが、確実に利用するかどうかわからない段階でゲストルームを予約して、キャンセル料が発生する直前のタイミングでキャンセルするケースです。
複数の日に予約を入れてキャンセルすればほかの住人が予約できず、利用されなければ管理組合の収入が減ってしまいます。予約は利用日が確定してから行いましょう。

お金を取ってゲストルームを貸し出す

ゲストルームで起こるトラブルには、住人がゲストルームを民泊として貸し出すといったことがあります。実際の利用料金よりも高い料金を設定して徴収し、その差額を利益にするというものです。
ゲストルームの民泊化は、マンションに不特定多数の人が出入りすることになり、セキュリティの面で問題があります。このような行為は、マンションの管理規約違反になる可能性が高いため、場合によっては利用停止になってしまうかもしれません。営利目的の利用は絶対にやめましょう。

利用前にゲストルームのルールを確認しておこう

ゲストルームは大規模マンションならではの便利な施設で、友人や知人を招くときはもちろん、気分転換に住民が宿泊したいときにも重宝します。
しかし、ゲストルームはマンションの共用施設ですから、ほかの住民とのトラブルを起こさないよう、ルールやマナーを守って利用しましょう。